徳島県東みよし町の松浦敬治町長・町議会の坂本正一議長・槙山幸一吉野川堤防建設促進特別委員長・公明党の横関道恵町議らが国土交通省に来訪(24日)。
石井国交大臣へ「吉野川河川整備事業促進について」要望致しました。

一級河川吉野川流域は過去より流域住民に深刻な被害をもたらしました。近年では平成16年の台風23号では、戦後最大量を記録し、家屋への床上浸水などの甚大な被害がありました。平成26年8月の台風12号による豪雨でも家屋浸水被害が発生しており、河川整備の促進が求められています。

現在、主要地区の河川改修事業の推進で、「加茂第一箇所」が完成し、「加茂第二箇所」改修に着手していただいております。
本年の倉敷市真備町の小田川決壊などで甚大な被害が発生した事をふまえ、堤防だけでは守りきれない大洪水が発生する事を前提に、社会全体で備える「水防災意識社会」の再構築が必要です。「堤防」と「環境」整備の相乗効果により、生活と川が調和したゆとりある生活空間が実現しており、予算確保も含めて下記内容を要望します。

(要望内容)

1.洪水による浸水被害を未然に防止する予防的な治水対策を含めた治水事業費の増額の要望。
2.事業着手された加茂第二箇所予算への重点配分による事業期間の短縮の要望。また平成30年度の補正予算の編成によるさらなる事業推進。
3. 築堤完成築での内水被害に機動的に対応すべく、積極的に排水ポンプ車の導入を要望。
4. 無堤地区の解消に向け宮岡箇所・昼間箇所・毛田地区についても早期着手の要望など。