7日、発達障がいの就労支援に取組んでいるGIFTED AGENT(株)河崎純真社長と柴田丈久氏が国会事務所に来訪。墨田区議の加納進区議、はねだ福代区議が同席。

河崎社長は、13歳からプログラミングを始めて、 15歳から家出して、バックパッカーをした後に、 17歳から起業をして、 22歳からGIFTED AGENTを起業。
自身も発達障がいの当事者として、「偏りを活かせる社会をつくる」をテーマに,発達障がいを抱える人のためのプログラミング・デザインを学ぶことができる就労移行支援施設を運営しています。
現在の就労移行支援事業の取組みの現状・課題、要望を伺いました。(下記要望内容)
1.精紳障がい者の在宅ワークの推進。
・ITツールを活用した働き方の促進。そして働き方ができる就労支援施設に対する評価する枠組み作り
2.生活保護費の技能習得費などの問題で、在宅ワークなどを活用した精紳障がい者の自立を現場レベルで進めて欲しい
3.就労移行支援事業所の弾力的な運用。24時間サービスを提供する介護事業所をモデルとした事業所の設置。規制緩和を。
4.能力・特性に応じたキャリアカウンセリングや職業能力開発の強化など。
5.自由な働き方のできる事業所、障がい者が活躍できる事業所の認証制度の拡充、事業所への支援の強化など。

お聞きした内容について、今後の施策に反映できるように進めてまいります。

【河崎純真 Jun Kawasaki GIFTED AGENT株式会社 CEOプロフィール】

1991年生まれ。母親は『ルパン三世 カリオストロの城』などを手がけた著名なイラストレーターであり、アスペルガー症候群であった。
自身も発達障害を抱えており「発達障害者が充分に才能を活かすことができない社会」に問題意識を持つ。高校に行く意味を感じず、15歳からエンジニアとして働きはじめ、Tokyo Otaku Modeなど複数のITベンチャー・スタートアップの立ち上げ、事業売却、役員業務などを経験。直近では、Web 3D/VR(仮想現実)ベンチャー、AMATELUS Inc.(米国)にてCOOとして活躍した。離脱後、自身のライフワークであった「発達障害の人が活躍できる社会をつくること」に人生をかけて取り組むことをブログで綴っている。

河崎社長らと

意見交換1

意見交換2