18日午後、参議院議員会館にて「共生社会の実現を目指す障害者の芸術文化振興議員連盟」総会が開催されました。

名称変更と役員の大幅拡充の人事や議員連盟の取組み、「障害者の文化芸術活動を推進する全国ネットワーク会議」よりナント市交流の文化交流事業報告(久保会長)。

障害者の芸術文化振興予算案(文科省・厚労省など)、「障害者による文化芸術活動の推進に関する法律案」について説明を受け、意見交換致しました。

平成30年度予算では、各省から新規予算や大幅拡充など取組みが浸透してきています。、

(厚生労働省)
1. 障害者芸術文化活動普及支援事業(概算要求額 約2.億2650万円)
・障害者の芸術活動支援モデル事業(平成26年~28年度)で培った支援ノウハウを全国展開に
・ブロックレベル・全国レベルの支援は定額(10/10)、都道府県レベルは国1/2、都道府県1/2
・実施主体(都道府県、社会福祉法人、NPO法人、美術館など)
2.障害者芸術・文化祭の開催(平成30年度概算要求額 約7億:平成29年は4.5億) 

(文科省:文化庁)
1. 障害者を含むあらゆる人々が文化芸術活動に参加する参加・接する機会を提供
(2.3億円 :新規予算)
 ・障害者の芸術の振興のための調査研究、障害者の試行的展示会等の実施、国内外における展覧会等の開催を通じ、障害者の文化芸術活動に向けた支援
2. 障害者が芸術作品を鑑賞しやすい環境づくり
・日本映画製作支援事業(字幕・音声ガイド制作部分:7億円の内数)など
3. 全国各地で障害者が実演芸術を鑑賞できる機会の拡大に対す入る支援(29.7億円の内数)など等。

*平成30年度税制改正において、障害者窓に対応した劇場・音楽堂等の固定資産税等の特例措置も新設され、バリアフリー化の促進に繋がります。

全国ネットワーク会議から30団体50名が出席。今回から日本青年会議所(JC)のJCランディング会議 金海議長らも初参加。

来年の通常国会での法整備を目指し、しっかり取組んでまいります。