5日午後広島市内で開催されたKAKKIN広島平和全国集会(主催:核兵器廃絶・平和建設国民会議)に公明党を代表して出席。

「KAKKIN」は核兵器廃絶、被爆者援護、平和建設のため1961年に結成され、今日も積極的な活動をつづけている団体です。「KAKKIN」はいかなる国のいかなる理由による核兵器の保有も許さないとする趣旨に賛同した個人、団体によって組織され、「核兵器廃絶」「被爆者支援」「原子力平和利用の推進」を活動の3本柱として活動しています。 

全国集会は1部・2部形式。

1部は黙とうの後、KAKKIN 広島県民会議 永山議長から開会挨拶。KAKKIN本部の加藤議長の挨拶の後、来賓として挨拶。

7月7日に国連で採択された核兵器禁止条約について、「核兵器廃絶への思いが実を結んだことは一歩前進」との認識を表明。日本が核兵器保有国と非保有国の間の“橋渡し役”を担えるよう、「双方の国々の有識者でつくる『賢人会議』の被爆地開催を推進するなど、核兵器のない世界への具体的歩みをつくり出したい」と強調しました。

また公明党の核廃絶・世界平和構築の取組みなどを通じ、KAKKINの皆様と共に戦っていく決意を申し上げました。その後カンパ金(医療器具)贈呈。最後に集会アピール採択で終了。

2部は「米国の核政策:核態勢見直しの改定に向けて」の講演(講師は永山博之広島大学大学院教授)が行われました。