8日、慶應同期卒業の富田洋氏《ジオサーチ(株)社長》の会社を訪問。富田社長・恵取締役らと減災対策・道路 陥没予防対策について説明を伺い、意見交換しました。

偶然にも鳥取県から桑田達也鳥取市議らも来訪しており、一緒になり、懇談。大変に驚きました。

福岡市の取組みや東京都の現状と取組み。中でも大田区の遠藤守都議のDVDを視聴。ジオサーチの探査システムでマイクロ波を活用してインフラの脆弱箇所を発見する過程がよくわかります。

今後襲ってくる大規模自然災害時に、交通ネットワークの機能を確保するための、陥没予防対策を一早く実現し、安全・安心をへの取組みが求められています。

ジオサーチ 冨田社長・桑田市議

冨田社長から慨要を伺う

【富田洋氏プロフィール】

1953年、兵庫県生まれ。慶應義塾大学工学部卒業後、三井海洋開発入社。同社の米国駐在員時代、電波による構造物の非破壊検査を社内ベンチャーとして提案する。会社の解散に伴う事業譲渡により、1989年1月1日、ジオ・サーチ株式会社を設立。1990年、世界初となる「路面下空洞探査システム」(1993年、ニュービジネス大賞優秀賞受賞)を開発、実用化。

1994年、残留地雷除去の新技術を模索していた国連からの要請を受け、新型対人地雷探知装置「マイン・アイ」を開発、実用化。1998年、日本の有力企業を集結させNPO法人「人道目的の地雷除去支援の会(JAHDS=ジャッズ)」を設立。資金・機材提供の後方支援をマネジメントし、2002年より直接支援を開始。タイ・カンボジア国境にまたがる大クメール遺跡周辺での地雷除去プロジェクトに成功し、2006年に現地へ活動を継承した。慶應義塾大学理工学部研究奨励賞、日本文化デザイン賞など、受賞多数。2004年には、NHKの人気番組だった『プロジェクトX』でも活動が紹介された。