25日、高知県高知市にて海事振興連盟 高知タウンミ—ティングが開催されました。
海事振興連盟の衞藤会長・高木副会長と共に振興連盟理事の国会議員として出席。公明党から石田祝稔政調会長(衆院議員)も参加。
タウンミーティングは2014年の徳島・2013年の鳥取県境港・2012年山口県下関、2010年の広島県尾道に続き、5か所目となります。

高知タウンミーティングのオープニングは、高知海洋少年団のメンバーの手旗信号が披露されました。きびきびとした演技で感激しました。

来賓の尾崎高知県知事・岡崎高知市長の挨拶の後、約2時間 下記12海事団体の方々より意見交換を中心に課題・要望を伺いました。

日本船主協会 小田和之副会長、高知県内航海運組合 岡田俊夫理事長(岡田海運社長)、四国旅客船協会 清水一郎会長(石崎汽船社長)、船舶整備共有船主協会 立田雅弘評議員(若宮汽船社長)、日本造船工業会企画委員会 檜垣和幸副委員長(今治造船専務)、徳弘のぶひろ須崎工業高校造船科教諭、四国小型船舶工業会理事・高知県小型船舶工業会 榊原英之会長(大永造船社長)、日本造船協力業者団体連合会 前田和彦会長(三井造船玉野協力会会長)、四国港運協会 端村欣示会長(徳島港湾荷役会長) 高知県倉庫協会 瀬川幹生副会長(同和産業社長)、日本海事広報協会 伊藤松博理事長、日本海洋少年団 磯谷兵衛理事長、全日本海員組合立川博行執行委員長ら。

挨拶では「海事振興連盟としての取り組んできた事(特に2014年財務大臣政務官の時、船舶整備の共有建造の金利を−0.9%低くした)、95近い島々を廻る中での離島航路・フェリー支援の必要性(法整備)、南海トラフ対策、予算、税制改正など等、お聞きした要望の実現に取り組む事」をお話しました。また陸上輸送から海上輸送へのモーダルシフトの流れを進めるためにも、事業者からの強いお声「フェリーと高速道路を乗り継ぎする際の高速道路の通し料金の設定」を要望しました。

最後に高知タウンミーティング決議を全員で採択しました。

高知タウンミーティング決議採択

  1. 内航海運の活性化
  2. 離島航路をはじめとする旅客航路の維持・活性化
  3. Sox(硫黄酸化物)規制強化
  4. 海事関連税制の維持・強化など
  5. 造船業の人材育成等
  6. 海事生産性の向上
  7. 中小造船業に対する支援
  8. 日本人船員の後継者の確保・育成
  9. 船員関係国際条約の確実な履行
  10. 海賊対策の継続
  11. 海事教育の充実等
  12. 高知県の漁業に対する支援
  13. 大型クルーズ船対応岸壁及び高知港の防波堤等の整備
  14. 海の日を7月20日に固定化

皆様から伺った要望・採択された決議について実現に向け、全力で取り組んでまいります。