厚生労働省と農林水産省との共同による「農福連携マルシェ」が厚労省1階共有スペースで28日開催されました。障がい者施設で作った新鮮な野菜や農作物加工品が販売されており、大勢の人たちが購入されていました。

愛媛県松山市のパーソナルアイスタント青空の佐伯康人代表の自然栽培パーティ・滋賀県大津市の社会福祉法人共生シンフォニーがんばカンパニー・神奈川県平塚市の社会福祉法人 進和学園 しんわんルネッサンス湘南工房が出展。各店の青空米やトマトジュースなど購入し、上京されていた佐伯代表と懇談。「農福連携」で意見交換しました。

障がい者が高齢化や後継者不足に悩む農業の担い手となる「農福連携」は2015年の3月の予算委員会で総理・塩崎大臣等に質問しました。
(予算員会質問のブログ)

参議院予算委員会で「地方創生・子育て支援」で総理・閣僚に質問(東京都)

参議院予算委員会で安倍総理と全閣僚の出席する2015年度予算案の基本的質疑で質問に立ちました。「地方創生と子ども子育て支援の充実について」約35分間。現場を廻り、今…

その後「農福連携マルシェ」のイベントの開催や平成28年度予算にも「農福連携」予算1億1千万円が新規で計上されています。
本日の本会議代表質問でも山口代表から質問し、総理も普及促進へ答弁されています。

その質問のきっかけとなった佐伯代表。さらに全国で30か所の事業所と「農福連携」で連携を進めておられます。
(愛媛県の佐伯代表の農福連携の取組み)

障がい者による農業の栽培・販売・加工の6次化へ!自然農法での農福連携(愛媛県越智郡砥部町)

松山市内の就労継続支援B型事業所『メイド・イン・青空』では障がい者が自然農法の栽培に従事し、農福連携の事例として大きな成果を挙げてきました。 運営する(株)パー…

会場には藤井障害福祉部長等多くの関係者も参加されていましたが、今後さらに「農福連携」を全国に展開できるよう施策の推進に努めてまいります。