通学路の安全対策ヒアリング


通学路の安全対策PT


通学路の安全対策PT(浜田座長)の第4回目の会議が開催された。

各省から下記の内容でヒアリングし、通学路の安全対策について意見交換を進めた。
【ヒアリング内容】
①無免許運転の事故実態、安全教育、講習の実態(警察庁)
②危険運転致死罪の適用実態と見直しの検討の在り方(法務省)
③通学路の安全点検調査・項目内容等(文科省)

【警視庁】
1.無免許運転に係る交通事故発生状況
・発生件数 2587件、内死亡者65件。
・全交通事故から比較したさい、無免許運転の死亡、重症者の比率が高い。

【法務省】
①危険運転致死傷(230件)の内訳。
・飲酒運転が55.2%、赤信号無視 37.8%
②危険運転致死傷罪の刑の見直しについて法務省として検討中

【文科省】
(1)通学路の安全点検の実施状況
1.小学校全体(99.2%)、特別支援学校:小学部(68.6%)
内訳
①公立小学校(99.3%)全体点検89.5%、一部点検9.8%
②私立小学校(85.4%)全体点検35%、一部点検 50.5%

(2)学校の安全確保の点検調査状況(小学校の実施率)
・通学安全マップ(90.6%)
・登下校方策の実施(86.4%)
・防犯ブザーの子どもへの配布(84.6%)
・地域のボランティアによる学校内外の巡回・警備(92.4%)
・学校警察連絡協議会の開催(73.4%)

【学校と警察、地域などが連携して活動事例】
1.地域に支えられ「児童の安全確保」に努めるー三位一隊活動ー
    高松市木太小学校
2.子どもを守る大人ネットワークの構築ー新しい地縁社会の創造ー
 豊橋市立二川中学校

活動事例にあげられた高松市木太小学校の事例を今週25日に視察し、さらに通学路の安全対策を進めてまいりたい。