コッコ・サン


森本代表と懇談


図書館入札制度の課題など伺う


高知市内を高木妙市議と挨拶まわり。
えほんの店「コッコ・サン」へ。森本ちか代表と懇談。

えほんの店「コッコ・サン」は「心に残る1冊の絵本との出会い」でテーマの絵本の専門店。


さんかくえんぴつ


木に囲まれた店内には、幅広い絵本をはじめ木のおもちゃ、あそびうたCD等子ども達に夢を届ける商品が数多く揃えられている。

2008年7月にも訪問している。
(2008年訪問のブログ)
https://www.yamamoto-hiroshi.net/archives/diary/2008/07/08_848.html

森本代表から図書館入札制度の課題・要望を伺う。(下記懇談の主旨)

・図書館の蔵書充実を図る為等に活用される交付金「住民生活に光をそそぐ交付金」が補正予算として2010年創設された。約1000億円。
しかし図書館に納入する書店間では入札制度による値引き戦争から、地域の書店が撤退を余儀なくされるケースが出ている。

・書店での図書館納入の入札制度は多くの問題がある。
現在の入札制度では、定価の65%入札で落札した実態もあり、値引き合戦で大手書店との競争で、地域の中小書店は撤退を余儀なくされる。一括型購入制度は図書の購入にはなじまない。

・指定管理者制度にも弊害がある。
公共施設の運営を民間団体やNPO法人に代行させる指定管理者制度は、民間会社によって経費を抑えすぎ、利益追求が過剰になると弊害が出てくる。図書館において司書を配備せず、配備しても安い給料で効率を重視しすぎると良い結果にはならない。
図書館は知の文化拠点。こうした知の地域づくりに逆行している。

以上の内容。今後、対応を検討する旨お話しする。