<これまでの活動記録>

 公明党の石田祝稔衆院議員と山本博司参院議員は8月24日、愛媛県新居浜市の沖合約1・5キロに浮かぶ大島を訪れ、ニートを支援する「若者自立塾・愛媛」(伊藤久門代表)のメンバーと懇談した。これには、木村誉県議と藤原雅彦・新居浜市議が同行した。

 同塾は3カ月の合宿生活を通して、社会人として必要な能力を身に付け就労意欲を高めることを目的に昨年9月に開設された。開設については、石田氏や笹岡博之県議が全面的にバックアップしてきた。

 この日は同塾3期生の4人が、大島公民館主催による小学生の体験交流会にボランティアで参加。塾生メンバーは、子どもたちと一緒に海岸清掃や飯ごう炊飯の準備を行い、楽しく交流した。その後、開かれた懇談会では、塾生メンバーが「子どもたちが一生懸命に作業している姿を見て、自分ももう一度会社に勤めて頑張ろうと思った」との声が寄せられた。石田氏らは一人一人の状況に耳を傾けながら、「心と体を鍛え、希望を持って前進してほしい」と訴えた。

 同塾と連携して就業支援を行うNPO法人「eワーク愛媛」の難波江任理事長は、「ニートや引きこもりで悩んでいる家族は多い。若者自立塾の存在をもっと広めたい」と語っていた。

 (2008年9月4日付 公明新聞より転載)