介護保険優先の原則廃止を要請/伊佐副大臣に頸髄損傷者団体

介護保険優先の原則廃止を要請/伊佐副大臣に頸髄損傷者団体

 伊佐進一厚生労働副大臣(公明党)は16日、厚労省で全国頸髄損傷者連絡会(鴨治慎吾会長)から、障がい福祉サービスの改善に関する要望を受けた。公明党の山本博司参院議員が同席した【写真】。

 鴨治会長らは、障がい福祉サービスと介護保険サービスで類似の内容がある場合、介護保険サービスの利用が優先される原則の廃止を要請。「65歳になったら介護保険を適用され、生活の質が低下したという相談が寄せられている」と訴えた。伊佐副大臣は「現場の状況に即して対応できるように努力する」と応じた。

2022年12月17日 公明新聞 2面