参議院 内閣委員会 第4号 令和3年3月16日

○矢田わか子君 昨日もお願いしたとおり、是非お願いします。
 続いて、臨時の医療施設の取組についてお伺いします。
 今朝の予算委員会の公聴会でも、尾身会長が臨時施設拡充をというようなことを発信されております。第四波について、このままでは医療の受入れ体制、限界に来るというような発信も東京医師会からなされているということであります。
 是非、臨時医療の施設についてどのようなお考えなのか、お聞かせください。
○副大臣(山本博司君) 今回の特措法の改正によりまして、政府対策本部が設置された段階から臨時の医療施設の設置が可能となりました。その上で、設置するかどうかにつきましては地域の事情に応じて都道府県によって判断されるものでございます。
 都道府県知事が、当該都道府県の区域内に病院その他の医療機関が不足をし、医療の提供に支障が生ずると認め、臨時の医療施設を設置する際には、国としても医療スタッフの派遣等を通じて各都道府県の取組を支援することとしております。
 引き続き、国と地方で緊密に連携しながら、地域の医療資源を総動員し、病床確保に努めてまいりたいと思います。
○矢田わか子君 特に、今朝の公聴会でも、資金面もそうなんですけど、人材確保、これがポイントになるというふうにおっしゃっておりましたので、この部分につきましては国もリーダーシップを発揮していただきたいと御要請します。
 もう一点、国内のワクチンの開発状況についてお聞かせください。
○副大臣(山本博司君) 国内の主なワクチン開発の進捗につきましては、複数の会社で臨床試験が開始されたほか、年度内にも臨床試験を開始する意向を持つ企業もあると承知している次第でございます。
 進捗状況につきましては企業から都度報告を受けており、そのようなものも含めまして、これまで開発の状況を速やかにお伝えしたところでございます。