「障害のある人と警察のあり方を考える」のテーマで17日午後、映画上映会・フォーラムが開催されました。
「安永健太さん事件に学び 共生社会を実現する会(健太さんの会)」が主催。

当会は2007年9月25日、佐賀市にて中等度の知的障害を伴う自閉症スペクトラム障害のある安永健太さん(当時25歳)が自転車に乗って障害者作業所から自宅に帰る途中、5人もの警察官に取り押さえられて亡くなる事件の真相が明らかになる事なく訴訟が終了した後も、この事件を風化させず、障害のある人たちが安心して暮らすことのできる社会の実現に向けて活動を行っており、今回の企画になったそうです。

・映画「いちもの帰り道で~安永健太さん事件の死が問いかけるもの」上映。
・クロストーク「安永健太さん事件が今に語りかけること」
登壇者:
安永 孝行氏(安永健太さんの父)、安永 浩太氏(安永健太さんの弟)
佐々木 桃子氏(一般社団法人全国手をつなぐ育成会連合会会長)
今井 友樹氏(「いつもの帰り道で」監督)
星野 圭(弁護士、健太さんの会世話人)

コーディネーター:藤井 克徳(NPO法人日本障害者協議会代表、健太さんの会世話人)

シンポジウム:「障害のある人と司法手続き・警察のあり方」
パネリスト:福井 秀剛氏(弁護士)、水藤 昌彦氏(山口県立大学教授)、酒井 依子氏(社会福祉法人鴻沼福祉会)
コーディネーター:辻川 圭乃世話人(弁護士、健太さんの会世話人)
指定発言:宮下 萌弁護士(レイシャル・プロファイリング弁護団)、目黒 久美子氏(宮城県自閉症協会会長)