2023年7月、三豊市詫間町大浜地区にオープンした「大浜スイーツアカデミー」を地元込山文吉・水本真奈美市議と訪問(18日)
詫間町に本社を置き、食品や釣り具などのネット通販から食品卸売、WEB制作、ネットショップ運営代行まで幅広く手掛ける(株)本気モードの新しい製造拠点です。

(株)本気モード 香川真有美専務(未来人社長)、大浜スイーツアカデミー 岩崎桃子理事、高田千恵美取締役の方々の案内で「大浜スイーツアカデミー」を見学し、意見交換。
三豊市の産業政策課 西城利隆課長、(株)MATCHA 溝端直毅メディアプロデューサー(元地域活性化起業人)が同席。

(株)本気モードは、コンサルティング事業からスタートし、県内の菓子店と連携してスイーツ販売を手掛けるようになり、三豊の食材を使ったスイーツやナッツなどのオリジナル商品をネット通販で展開中。

「大浜スイーツアカデミー」はチョコレートを中心とする自社商品の製造・出荷を担い、ゆくゆくは製造体制の拡大とともに地域交流の拠点として整備していく予定です。
アカデミーと名付けたのは、旧大浜小学校の校舎を再活用しているから。高齢化・過疎化が進む大浜地区では、地域住民の雇用先が少なくなっている。
車がなければ遠方へ通勤するのも難しい。「それなら地域にとって思い出深いこの場所で雇用を生み、地域の課題を解決しよう、というのが大浜スイーツアカデミー設立のきっかけ」。

パティシエや工場管理の経験を持つコンサルタント数名の監修の下、消費者のレビューを反映しながら新商品開発や既存商品の改良を重ね、「和三盆クッキー」など反応が大きく向上した例も。
県外からの注文が多いことから、香川産食材のブランドを打ち出した商品開発に力を入れているそうです。

昨夏、旧体育館を使って地域住民と社員の交流イベントを実施。「将来的には、広い敷地と地域の皆さんのノウハウを生かして野菜などの栽培や養鶏も手掛け、ここで採れたものでものづくりをしたい」。今後2年を目安に建物や設備を整え、製造販売とともに見学や交流ができるオープンな場づくり(道の駅)を地域一丸で目指されています。

高齢者や主婦・学生などもアルバイトで働かれており、過疎地域の雇用につながり喜ばれています。

学区内の工場を見学。また校庭にある樹齢600年の木の前での記念撮影など。過疎地域の活性化の取組みに感銘を受けました。
今後、国、市の連携で応援してまいります。