19日 高松市の「かがわ総合リハビリテーション福祉センター」内にある「かがわ高次脳機能障害支援センター」を都築信行県代表(県議)と訪問。

社会福祉法人 かがわ総合リハビリテーション事業団 松尾恭成理事長、かがわ総合リハビリテーション病院 河井信行副病院長、かがわ総合リハビリテーション 小島正平成人支援施設長、重安修児副センター長、かがわ高次脳機能障害支援センターの支援コーディネーター松村志穂子さんと高次脳機能障害支援で意見交換。

松村さんとは、2月10日滋賀県大津で開催されたアメニティーフォーラムの「高次脳機能障害支援のセッション」でお会いし、本日の来訪となりました。

高次脳機能障害の成人支援施設での自立訓練、就労訓練など見学。充実した支援をされておられます。

昨年11月新たに設けられた「かがわ高次脳機能障害支援センター」には、専門のコーディネーターが置かれ、これまで課題となっていたリハビリ部門と治療を行う部門などとの間の患者の情報共有を、より密接に行うとしていて、患者にとっては切れ目ない支援を受けることができるようになりました。

延べ相談件数も令和4年度349件から663件と大幅に増え、同行や訪問の時間を作り、より丁寧に関わる事が出来るようになったそうです。
課題として、県の委託費では、専従のコーディネーター1名配置する事の出来ない状況をお聞きしました。
行政窓口担当者や地域の支援者へ、高次脳機能障害の啓発が行きわたっておらず、当事者が相談した際に適切な支援に繋がらない課題があるとの事。

伺った内容について、国・県の連携で対応してまいります。
今、高次脳機能障害支援法の法整備を公明党として検討しており、県の予算確保も含め進めてまいります。ありがとうございました。

【高次脳機能障害とは】
脳梗塞や脳出血、交通事故や転落事故などで脳が損傷を受け 脳の働きが低下することによって生じる症状を「高次脳機能障害」といいます。
年齢や性別に関係なく誰の身にも起こりうる障害です。
(脳外傷)交通事故やスポーツ事故、高いところからの転落・打撲(脳血管障害)脳梗塞、脳出血・くも膜下出血(その他)ウイルス性脳炎・脳腫瘍、心肺停止による