本年4月1日から宇和島市役所窓口に導入された「リアルタイム音声認識システム」を見学。地元松本孔市議が同行。

このシステムは、窓口に設置された透明のアクリル板に会話の内容がリアルタイムで文字化されるもので、県内では初めてだそうです。

活用される方々は、聴覚障害者の方や外国人などです。職員がマイクに向かって話すことばが瞬時にアクリル板に表示され、文字を目で追いながら内容を確認します。

システムはトヨタ自動車グループの主要部品メーカー「アイシン」(愛知県刈谷市)が開発。人工知能(AI)を活用した同社製の音声認識アプリ「YYProbe」を応用し、感知した音声を自動で文字に起こし、透明のディスプレーに映し出す仕組み。

聴覚障害の方々の利用が多いとの事ですが、高齢者の方も利用されているそうです。
外国語にも対応できることから、日本語が話せない外国人とのコミュニケーションにも役立つことが期待されています。

市の担当の方は「デジタル技術を駆使して行政事務の効率化や住民の満足度向上につながれば」と話されていました。