30日午後、愛媛県東温市 「坊っちゃん劇場」へ。乗松幸子さんと共に松山・台北友好交流協定10周年記念ミュージカル「坊っちゃん劇場版KANO」を鑑賞しました。

「坊っちゃん劇場」は、地域の歴史や文化的伝統を素材に舞台芸術で表現する地域文化発信のための常設劇場として、平成18年4月に愛媛県東温市にオープン。年間250回を超える公演を実現。2020年11月総観劇者数、100万人を突破し、現在第17作松山・台北友好交流協定10周年記念ミュージカル「坊っちゃん劇場版KANO」が上映中。

松山・台北友好交流協定10周年記念ミュージカル「坊っちゃん劇場版KANO」は、愛媛県松山出身の近藤兵太郎の姿を描きます。

松山商業を率い甲子園に6度出場させた監督近藤兵太郎。今から90年前、日本統治時代の台湾に移住し、台湾南部の町、嘉義にて、弱小だった嘉農野球部(嘉義農林学校)の監督に就任し、甲子園優勝を目標に掲げ、挑戦。漢人、原住民族、日本人の三民族混成チームとして、嘉農野球部は、台湾代表として初出場で準優勝の快挙を遂げた台湾野球界の英雄です。

民族を超えた、友情と人間愛、民族を超えた普遍的な絆などこの作品に込めます。
近藤平太郎、KANO野球部の功績を通じ、コロナ禍の現代を生きる人々にとって、人と人の絆、繋がりの大切さを今一度思い出し、未来へつなげていく作品としています。
脚本は羽原大介氏。演出 錦織一清氏。音楽 岸田敏志氏。

涙を流す場面が何度もあり、感動の1時間50分です。
終了後、越智陽一社長、岡本美智子支配人らとも懇談しました。ありがとうございました。