高知市内の土居端名誉理事長(涅槃の家)宅を訪問。(18日)2019年入院以来3年ぶり。
土居名誉理事長とは、2012年以来毎年涅槃の家を訪問させていただき、交流させていただいております。元管理者の長見さんらも同席。

93才の理事長。長年の障がい者福祉への貢献に対し、2012年、藍綬褒章を受賞。戦後教師として、養護学校に勤務。卒業した子ども達の行き場を作る為、85年早期退職をし、私財をなげうち、高知市に無認可の知的障害者作業所「涅槃の家」を開設。「涅槃には、みんな平等に楽しく生きるという思い」を込めたそうです。ラッキョウ栽培を中心に書道など情操教育に力を注いでおられます。「親を亡くした子が最後まで温かい仲間と暮らせる施設をつくる」「私に余生はない。生涯現役」「心が大事」との言葉にいつも心打たれます。

大変お元気でお声もはりがあり、親亡き後の高齢障がい者支援等を熱く、時には涙を流され、話されていました。
本年4月に出版された「母の想いははてしなく」。障がい者の息子の母として、教育者として。障がい福祉に人生をささげてこられた土居先生。
心から尊敬し、ご長寿をお祈りいたします。ありがとうございました。