28日午後、高知県いの町の郷土人形師、田村雅昭さん(草流舎)を訪問。地元いの町森本節子町議・寺内憲資高知市議が同行。

土佐和紙と漆喰(しっくい)を使った人形作りを手がける田村雅昭さん。いの町中心部で妻の多美さんと息子の草太さんと共に作品のギャラリー「草流舎」を営なまれています。

土佐和紙と土佐漆喰を使った張り子は、素材から絵の具までこだわりを持って、一つ一つ手作業で作られています。
張り子の人形は、紙粘土などで形を作り、その上に和紙を8~9枚重ね貼りする。石灰石を原料にした漆喰を動物などの形に固め、周りに和紙を貼って仕上げた人形も並ぶ。田村さん夫妻と外部の職人6人で作っており、1体できるまで約2週間以上かかるそうです。

無印良品にも採用され、コロナ禍前は海外からも見学に来られたそうです。
またいの町の農福(紙福)連携にも寄与されており、大正年代の古民家の活用など今後の活動が楽しみです。応援をしてまいります。

### 【農福(紙福)連携】
生きづらさを抱えた方や障がいのある方、高齢者などが農業(紙業)分野で活躍することを通じて自信や生きがいを持って社会参画を実現していく取組み。