13日午後、香川県の(株)山倉建設 山倉康平社長が国会事務所に来訪。山倉社長は一般社団法人 古民家再生協会の香川第一支部の支部長・NPOおたすけネットワーククラブ事務局長なども兼務されています。2018年6月に設立した 一般社団法人 古民家クラブの中心者(理事)でもあります。

山倉社長は、脱サラ後、今の会社を1985年に創業。「住いづくりは、幸せづくり。幸せづくりは想い出づくり、街づくり」との信条で350棟の家づくり。また丸亀市中津町の金倉川沿いに、憩いの場として建てた「どろんこ亭」。ツリーハウスや鶏小屋、昔ながらのかまどやピザが焼ける石釜など。地域のコミュニテイの場として人と人の絆を創りたいという想いから生まれたそうです。また山倉さんは、自身が住む香川県の未来を見据え、平成29年4月、古民家再生協会を設立。

金倉町に所在する築百年の古民家を購入し、国内外からのインバウンドを受け入れる取組みをスタート。地域の市町村と連携して、広域的に香川の魅力を情報発信しながら地域活性化を進め、住みやすい地域づくりを目指し、定住者が増える活動にチャレンジされています。現在は丸亀市の離島である讃岐広島の尾上邸の空き家プロジェクト(農水省の農泊事業)を推進。

江戸末期に廻船問屋として栄えた尾上家の邸宅。島で採掘される青木石を高く積み上げた石垣とおよそ200年前に建てられた総ケヤキ造りの家屋が当時をしのばせます。尾上邸は、今も居住可能な状態で管理されていますが、所有者から 島の活性化のために活用してほしいという要望を受け、現在、島にはない 宿泊ができて、地元の特産などを 使った食事が楽しめる施設です。

さぬき広島で、落ち葉で焼き芋大会、餅つき大会、しし鍋大会等企画。過疎・高齢化が進む離島(塩飽諸島)において、地域活性化の情熱をかけられています。

山倉社長の志と取組を応援してまいります。