27日午後、新型コロナウイルスのワクチン接種をめぐり、全国知事会の平井会長(鳥取県知事)らとオンラインでのテレビ会議を開催。
全国知事会から平井会長(新型コロナウイルス緊急対策本部長)、内堀福島県知事(新型コロナウイルス緊急対策本部長代行、濱田高知県知事(新型コロナウイルスワクチンチームリーダー)が参加。最初に平井会長と挨拶の後、「緊急事態宣言等の解除を受けた緊急提言」から以下の内容で意見交換。

1.ワクチン接種の円滑な実施について

①1回目・2回目接種の完了に向けた取組(ワクチンの供給体制、12歳未満の接種について)
*希望する全ての国民が2回の接種が終えられるよう、10月上旬までに対象人口9割が2回接種できる数量配布済み。
*さらに必要な場合、必要なワクチンを配送。
*12歳未満の方の接種は治験データ等がまとれれば、薬事上の手続き等を含め、適切に対処。

⓶追加接種(3回目接種)の実施に向けた取組(具体的な枠組を早期に示し、自治体の柔軟な運用を、接種の進め方について早期の提示を)
*自治体に対し、12月から3回目接種を開始する事を想定して接種体制体制を確保するよう依頼。
*対象者や使用するワクチンは今後の審議会において、更なる科学的知見等を踏まえ議論いただくが、2回目接種を受けたすべての方が対象となる事を想定した準備を依頼。具体的なスケジュールを含め情報をお示ししながら対応していく

2.第5波の総括及び第6波に備えた効果的対策の提示

*アドバイザリーボードで必要な分析を進め、感染拡大防止に備える。