新型コロナ対策を検討する厚生労働省の専門家会合・「第53回新型コロナ感染症対策『アドバイザリーボード』」が27日夕方、厚労省で開催。

「新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード」は、新型コロナウイルス感染症対策を円滑に推進するに当たって必要となる、医療・公衆衛生分野の専門的・技術的な事項について、厚生労働省に対し必要な助言等を行うものです。

座長の国立感染症研究所 脇田隆字所長ら有識者から現在の感染状況の分析・評価等話し合われました。コロナ禍で脇田座長以外有識者は全員リモートでの参加です。

現在の感染状況について「全国的に感染者数の急速な減少が続き、療養者数や重症者数も着実に減少し、医療提供体制・公衆衛生体制は改善傾向にある」との見解を取りまとめた。

一方で、緊急事態宣言が9月末で期限を迎えることを念頭に「対策の緩和を検討する際には、地域の状況に応じた段階的な対応を図る」ことを求めました。

アドバイザリーボード1

アドバイザリーボード2