国内最大のアコヤガイ真珠生産地、愛媛県の宇和海沿岸の宇和島市と愛南町で、養殖中のアコヤガイが3年連続被害が出ている件で11日、愛媛県の現地を視察。
笹岡県代表、木村誉幹事長の両県議、宇和島市の松本孔市議が同行。
愛媛県漁連 北灘支所 母貝部会の魚山貞武部会長、大塚為義前部会長から概要と要望を伺いました。
宇和海沿岸では6月中旬から、この春に生産したアコヤ貝の稚貝の一部が死ぬ被害が確認されていて、アコヤ貝の異常死は3年連続となっています。
北灘支所でも7月に入り、5~8割の稚貝が死ぬなど、被害が出始めています。
要望として1つは、原因究明。2つは財政支援です。
これまでの調査で異常死の原因は感染症が疑われていますが、まだ不明な点が多く根本的な対策は取れていません。
2つ目は、資材と稚貝の購入費用の財政支援です。宇和島市では稚貝購入の補助支援をしていますが、拡充と継続を国・県・市の連携で要望されました。
要望実現に向けてしっかり取り組んでまいります。