島根県大田市 人口400人の大森町の世界遺産「石見銀山」の麓。この地に本社を構え、アパレルブランド「群言堂(ぐんげんどう)」などを展開する(株)「石見銀山生活文化研究所」。創業者の松葉大吉・松場登美さんらが築230年の古民家を再生した古民家宿「他郷阿部家」を運営しつつ、過疎地域で「根のある暮らし」を実践し働く姿は、テレビ東京『カンブリア宮殿』でも特集。

本日(13日)は息子さんの松場忠社長の案内で古民家「他郷阿部家」「群言堂 本店」を視察。地元石田洋治市議も同行。

「他郷阿部家」。もともとは江戸時代に建てられた古民家ですが、30年ほど空き家になって傷んでいたそう。松場夫妻が買い求め、13年という長い年月をかけて少しずつ手を入れ、宿泊できるような家にまで育てていきました。部屋は和室をはじめ、洋室もあり、大変感動しました。

またブラハウス、群言堂、登美、根々、Gungendo Laboratory。古民家再生、飲食店経営、コスメ、酒造り。元気カレンダーに、We are here プロジェクト――。夫婦2人で始めた小さな仕事は、今や150人を超える企業へと成長し、日本全国に30店舗ほどを持つまでに至っています。

世界遺産の町並みを巡って楽しむミュージアム(石見銀山ウォーキング2020ミュージアム)の第1回目の企画展「詩と生活とデザイン展」が7月18日から11月3日まで開催。群言堂本店も主要6会場の一つとして、大勢の方々が訪問されていました。