14日午前、高松市西宝町にある喜代美山荘「花樹海」の代表取締役三矢昌洋会長を地元広瀬良隆県議と訪問。

三矢会長は香川県観光協会会長、香川県ホテル旅館生活衛生同業組合理事長など歴任。故郷が私と同じ愛媛県南予地域(宇和島出身)で、2007年以来交流を続けさせていただいています。新型コロナウイルス感染症の観光業の影響や要望を伺いました。

県100施設を対象にした2月29日時点の調査で、91施設でキャンセルが発生。12万人超の予約がキャンセルに。
3月に入り毎日キャンセルが発生。送別会などの会食・イベントや会議も軒並みキャンセルに。

「48年ホテル業をやっているが今回のような事態は初めて。旅行客に加え、スポーツ大会などの中止によるまとまったキャンセルも出た。感染拡大の事態が長期化すればするほど影響は深刻になる」と話されていました。「また四国4県とも観光業界は同じくキャンセルが急増、高知県では前年と比べ2割台など」と深刻です。

政府の経済対策について、臨機応援な対応と評価いただく。「当座の資金繰りの為に日本政策金融金庫の貸付制度や信用保証協会の保証制度(セーフティネット保証)など県でも17件活用。たいへんにありがたいと」の声。

ただ雇用調整助成金について、ホテル業の場合や利用客が少なくても従業員は配置せざるを得ず、休業でないため活用が出来ない点があり、柔軟な対応の要望がありました。

また終息後のスタートアップも検討されており、政府の大胆な経済対策等(例えば、瀬戸大橋など3つの橋の高速道路料金の大幅値下げ)の要望も。伺った要望について、しっかり対応してまいります。

花樹海から見下ろす風景は絶景です。高台にあり、瀬戸内海が一望できます。遠くは瀬戸内海の小豆島そして近くは屋島・高松港などが展望でき、いつも清清しい気分になります。