愛媛県西条市の(株)サンライズ西条加工センターを地元越智絹恵市議・城戸力市議と視察。(18日)大西孝治統括本部長らから概要を伺い、意見交換。

農業都市として2002年から十数年にわたり6次産業化に取り組んできた西条市。2011年の住友化学の進出で。川上から川下までの各段階で事業展開が進んできました。

2014年秋に完成した野菜加工工場。サンライズ西条加工センターを視察し、地方創生の取組み、西条市の今後について貴重な時間となりました。

【会社設立経緯】
経団連が推進する「未来都市プロジェクト~西条農業革新都市~」における取組み主体の一つとして、農業者と有機的に連携し、諸費者の多様なニーズに合わせたカット野菜などを製造・販売する会社として2014年(平成26年)2月設立。

【会社概要】

  • 住友化学を主に、高瀬運送、JA全農えひめ、西条市農業組合、伊予銀行、愛媛銀行、西条産業情報支援センター等が出資。
  • 生産・加工・販売の一貫した体制による商品の高付加価値化の仕組み
    生産はサンライスファーム西条、JA西条など農業者。加工はサンライス西条加工センター。販売は中四国エリア。販売先小売店・食品加工業など。
  • 四国最大級のHACCP基準を満たしたカット野菜工場。

【地方創生への貢献】

  1. 自治体、JAと共同した業務・加工用野菜への取組み
  2. 地産地消:四国で生産した野菜を四国で加工し、四国で消費する流れに
  3. 社員15名、パート30名を新規雇用(3年後に70人規模に拡大)

【国、自治体の制度を最大限に活用】
総務省:地域経済循環創造事業交付金(5000万円)を軸に
経産省:中小企業・小規模事業者ものづくり・商業・サービス革新事業、
農水省:6次産業化活動交付金