広島市安佐南区にお住まいの小野さん宅を訪問。地元の栗原県議・碓氷市議が同行。(15日)小野さんは12歳になる重度心身障がい児(はると君)をかかえておられます。人工呼吸器、たんの吸引など医療的ケアの必要なお子さんです。
昨年の西日本豪雨災害等を受けて、人工呼吸器が長期停電時においても稼働できるよう、停電時に備えて簡易自家発電装置を対応してほしい旨の要望を
昨年の8月地元碓氷市議がお聞きしました。3時間程しか持たない為、長期の停電は命に及びます。

早速私に要望が届き、内閣府など関連する部署に要望を伝え、対策を検討いただきました。今までも医療的ケアの必要な家族会や団体の皆さんからも同様な要望をいただいていましたので、補正予算での財源確の実現を公明党としても強く要望。

この度、平成30年度第2次補正予算の中で、「在宅人工呼吸器使用者非常用電源整備事業として」予算化されました。
訪問診療が必要な人工呼吸器使用患者を診療している医療機関において、停電時に備えて患者に貸し出せる簡易自家発電装置等の整備費に対して補助する内容です。予算規模2億円です。
現在医療機関からの要望をまとめて、県が国に申請する段階ですが、この制度が知られておらず、十分な周知が必要です。今後各県・市との連携で対応致します。

また人工呼吸器やたんの吸引など家族の負担は大変な状況の医療的ケア児。災害時以外でも日常生活における支援も必要です。今後とも引き続き支援してまいります。