18 日 香川県丸亀市で開催された海事振興連盟の丸亀タウンミーティング。意見交換会の後、午後から、今治造船(株)丸亀事業本部(丸亀工場)を見学。地元から浜田知事、内田市議会議長らが同行。
会議室で今治造船の概要を檜垣和幸専務らが説明いただきました。

今治造船は造船専業メーカーとして、各種船舶の建造・修繕を行い、瀬戸内海を中心に、3つの事業所と10 の造船所で年間90隻以上の船舶を建造しています。今治造船グループの建造量は日本1位、世界でも常にトップクラスに入る企業群です。
2万TEUの超大型船(約400メートル)を建造する造船所で、最新鋭のロボット技術など生産性向上に取組んでいます。

見学場所は最初は、新たに建設された水槽施設。また工場の第一・第二工場での(船体平板部材用溶接ロボット技術と立体船体ブロック用溶接ロボット技術)。第3号ドック(大型ドック)なども見学。
世界で最も競争力がある、長さ600メートルを超す最新鋭のドック。国内最大級の大型ドックで、新ドック設備の慨要は長さ610m・幅80m、深さ11.7m。20000TEUのコンテナ船を連続建造できます。ドックと海上に2隻の2万TEUのコンテナ船。ともかく勇壮です。スケールが違います。
世界との激しい競争の造船業界。生き残りをかけて取組む生産性向上の技術と整備・人材育成に国としても、支援の必要性を改めて認識しました。