障がい当事者のニーズをより的確に捉えた支援機器開発の機会を創出すべく、シーズ(作る人)・ニーズ(使う人)のマッチング交流会・障害者自立支援機器「シーズ・ニーズマッチング交流会2018」が13日、TOC有明コンベンションホールにて開催され、見学しました。
出展企業の中には身近な企業・団体もありました。

• (株)アイセックジャパンの一瀬宗也社長は、聴覚障害者の聞こえの支援として、リアルタイムの文字通訳をリモートから提供されるサービス「e-ミミ」を開発。一瀬社長も辻本隆相談役も元IBM出身です。講演会やセミナー、学校、議会、結婚式や観劇等でリアルタイムライブ字幕を提供します。

• (株)リハティソリューションの本社は島根県松江市。古田みゆき社長らから排泄物を感知すると自動で吸引・洗浄・除菌・乾燥を行う「リバティひまわり」。
おむつがいらなくなります。

• その他、視覚障がい者歩行誘導マット(錦城護謨)、移動支援機器(今仙技術研究所)、ロボットアームUDERO(テクノツール)、義肢足部(金久保製作所)、姿勢保持機能付きブランコ(日進医療機器)視覚障がい者向け音声認識リモコンBOX(システムネットワーク)など等。

障害者団体で社会福祉法人 日本身体障害者団体連合会、公益法人 全国脊椎損傷者連合会、一般社団法人日本ALS協会、社会福祉法人 全国盲ろう協会、社会福祉法人 日本盲人会連合、一般社団法人 全日本難聴者・中途失聴者団体連合会、ポリオの会、自閉症スペクトラム症生活環境研究会、NPO法人日本失語症協議会などが出展されていました。
障がい者にとっての支援機器。今後さらに推進出来るよう取り組んでまいります。