山口県の離島・周防大島町と本土を結ぶ大島大橋(1020メートル)に貨物船が衝突した事故から22日で1カ月が経過しました。これまでも現地を訪れ、石井国交大臣にも要望活動

国交省石井大臣へ!「周防大島の大島大橋損傷に係る緊急要望」(山口県知事・議長・町長らと)(東京都)

山口県村岡知事、県議会 柳居議長、椎木周防大島町長、荒川町議会議長らと共に、「周防大島の大島大橋損傷に係る緊急要望」を石井国交大臣に届けました。(2日) 自民党…

を進めてきましたが、本日(23日)再度現地を訪問し、給水活動や企業・農業・観光などの島民の皆様の声を伺ってまいりました地元松井町議の案内と共に、岩国市の中村豊・桑田市議も同行。
人口約1万6400人の町は高齢化率約53%と全国平均27.7%を大きく上回っています。
送水管破断による断水は町内のほぼ全域で続き、島内14箇所の給水箇所があり、ボランティアらが自家用車などへの積み込みを手伝っています。高齢世帯では自宅に戻ってからは高齢者が運ぶしかなく、段差の上り下りなどで水を抱え骨折するケースが多発しているそうです。
町役場の給水所にも多くの住民が給水に来られていました。橋の上に仮設の送水管を設置する工事が完了するのは今月末の予定で、家庭に水が届くようになるのは12月8日になる見込み。
冷凍食品かきフライを製造している(株)大光ノースイを訪問。菊野裕部長代理から現状の課題・要望を伺いました。
「毎日の水の確保と共に輸送面で橋が利用出来ないために、フェリー(夜)を活用して柳井港に運び、そこから陸輸送の負担が1ヶ月続いている。」との声。
交通規制が続いている大島大橋については、27日午前0~5時に安全確認をし、問題なければ予定の30日から前倒しで全面通行が再開される見通しです。
まだ多くの課題があり、今後とも支援を続けてまいります。