16日、午前、高松市塩江町にある一般社団法人 職人育成塾を大山たか子高松市議と視察しました。岡村真史代表理事・落合祐輔専務理事から概要など伺いました。

職人育成塾は、日本の建築物に関する知識・技術を身に付け、日本の職人文化やものづくり文化を担う職人技能者を育成することを目的としています。また、地元高松市塩江町を発信地とし、地域の方々と共に学び地域の行事等に参加する等、地域の方々のふれあいを大切にし、地域の活性化に向けても躍進します。

若者の建設業離れ等により今後の人手不足に危機感を抱いている、内装仕上げ工事業者、タイル工事業者、左官工事業者など内装関連工事を手掛ける香川県内の10社が「一般社団法人職人育成塾」を立ち上げ、将来の担い手を確保・育成するための取組みである「職人育成塾」を、旧塩江小学校跡地を活用して開校しました。

職人育成塾(内装・設備)は「2ヵ月後、専門工事業のエキスパートになる」を目標に1期生21名は平成28年10月3日から12月2日まで51日間、旧塩江小学校で職業訓練を受け、5つの資格を取り卒業。全員が建設企業に就職できました。

21名の内(県外5名)女性1名。費用は全て無料(訓練費用・資格取得費・交通費・宿泊費)です。(食事代は自己負担)
厚生労働省の建設労働者緊急育成支援事業を活用。(4年間利用でき初年度は約2000万円。)

今後2期生を募集し5月から開校の予定。

女性の応募も多く、シングルマザーの保育の確保を痛感されており、企業主導型保育事業等を検討しています。さらに補助金がなくても自立できる仕組みや塩江地域の活性化なども検討されており、こうした課題や要望に応えられる支援を今後考えてまいります。