5日午後から石井国交大臣の高知視察に同行。南海トラフ地震・津波対策で土佐市の高知海岸新居工区へ。板原土佐市長から工事の概要等を伺いました。

高知海岸は台風による高潮・高波・地震による津波などで大きな被害を繰り返し受けてきました。近年では海岸浸食により、砂浜が減少し越波被害が発生しています。

南海トラフを震源とする地震、津波に対し、地震津波対策として平成24年度には仁ノ工区(1589㍍)の工事が完了し、平成25年度から新居工区(1710㍍)に着手。平成26年度には新たに戸原、長浜工区の地震津波対策工事に着手し、其々完成しました。

2014年にも視察した時はまだ途中でした。(2014年視察のブログ)

南海トラフ地震・津波対策⑤高知海岸・命を守る海岸堤防(高知県土佐市)

南海トラフ地震・津波対策で土佐市の高知海岸を黒岩正好県議と共に視察。(19日)四国整備局(高知河川国道事務所)の方から「直轄高知海岸新居工区堤防耐震・液状化対策…

平成28年4月には、津波タワーを併設した観光交流施設「南風(まぜ)」がオープン。「南風」は、平成24年に完工した波介川導流路事業に対する新居地区への振興策の一環で、鉄骨3階建て(延べ床面積597平方メートル)。地元のNPO法人「新居を元気にする会」が指定管理者として運営。

1階では直販施設として地場産品を中心とした農産物や加工品を販売、太平洋が見渡せる2階ではカフェを運営。
サーフィン客がたくさん訪れていました。この新たな観光交流施設を地域振興や情報発信の拠点として、新居地区における交流人口の拡大と地域の活性化につなげています。