愛媛県南予地域西予市三瓶町や八幡浜市の水産業(養殖業)に従事されている方々と意見交換。養殖業の課題や現状について伺いました。(30日)

八幡浜市佐々木加代子市議が同席。愛媛県が全国に誇る養殖業の中で真鯛やブリ・ひらめを多く養殖している地域が西予市三瓶町です。県内における養殖ひらめの発祥の地であり、トップの生産地でもあります。2015年10月には現地を訪問し、陸上養殖を視察いたしました。

(2015年養殖視察ブログ)

愛媛県西予市三瓶町「ハーブ媛ひらめ」の陸上養殖施設を視察(愛媛県西予市三瓶町)

愛媛県南予地域西予市三瓶町の水産業(養殖業)を視察。養殖業の課題や現状について伺いました。 真鯛やブリとともに、愛媛県が全国に誇る魚のひとつがひらめです。県内に…

地場の養殖を経営している愛媛養殖(株)上杉社長、(株)媛すい笹田社長、媛すい有限責任組合 島崎リーダー、 三瓶ヒラメ養殖業協議会ら養殖業者の方々からご意見、要望を伺いました。(下記要望・ご意見)

  • タイの養殖において、エサ代の高騰などで魚価格が原価を割り込み経営が大変な状況が続いている。
    漁価(750円~850円/キロ)のうち、えさ代200円/キロ。ここ数年で150円のUP。
  • 愛媛の鯛のブランド化政策が進んでいる(媛すい有限責任組合でハーブ鯛が認定された)が、支援が不十分。
  • 現在全国の漁協の7割は赤字経営となっており、抜本的な国の水産業支援をして欲しい。
  • 漁場の改善が大事だが、赤潮対策の研究など予算規模が少ない
  • 海上養殖の共済制度があるが陸上養殖の共済制度がない。陸上養殖の共済制度の創設が検討されているが、その対象にヒラメを入れて欲しい。(うなぎが検討対象になっている)

伺った要望・ご意見について、検討し、対応を進めてまいります。