児童の作品


県立こども医療センター


横浜南養護学校


本日は、厚生労働部会・文部科学合同部会として、横浜市の神奈川県立南養護学校を視察しました。

公明党から4名の衆議院議員(古屋・浮島・中野・輿水)と山本ひろし、地元から高橋県議が参加しました。


視察メンバーとして挨拶


意見交換


瀬戸校長以下職員の皆さん


県立養護学校は、県立こども医療センター内に併置された学校です。児童生徒は、こども医療センターに入院・入所している病弱だけにとどまらず肢体不自由、知的障がい、情緒障がい、重度重複障がいと多様です。

瀬戸ひとみ校長、麻薙教頭等から学校の概要など説明を受けました。

・生徒数108名(小学部80名、中学部42名、高等部6名)。職員数は73名。内50名が教諭。

・学校の特徴として転入・転出が年間を通じて頻繁にあるそうです。

・児童が不安のないように前の学校との連携や多様な病気や障がいの児童に応じた教育の配慮をされています。具体的に病室から出れない児童はマンツーマンの教育やテレビ会議で教室の子ども達との交流さらに教諭もチームでの対応など工夫されています。

「病気になっても、一人ひとりのニーズに応じた教育が受けられる学校」として、研究を重ねながら真摯に取り組まれている姿に感銘を受けました。

その後、学校内を見学。


教室見学


教室見学2


小学部教室、また体育館での小学部の合同体育授業、中学部の教室での国語・数学・理科などの授業も見学いたしました。


体育館で体育を見学


肢体不自由児施設(教室)


入院中の子ども達が生活を楽しくなるように、子ども達の作品の展示や入学式や遠足など普通の学校と同じように運営されています。

様々な病気や障がいのある車いすの児童など明るく真剣に授業を受けている姿に温かな気持ちになりました。

今後、病気の子どものニーズの応える支援教育の在り方や改善を医療と教育の観点から取り組んでまいります。