斐川支所


農水部会メンバー


斐川町の担い手の状況


公明党農水部会として島根県出雲市斐川町を視察しました。

視察メンバーは、衆議院から石田のりとし部会長、輿水恵一議員。参議院から横山信一議員・谷合正明議員・山本ひろしの合計5名の国会議員。また地元出雲市の遠藤・勝部・福島議員の3名が同行しました。

まず斐川支所にて、出雲市 堺田副市長・勝部主事から「農地集積で手がける斐川町の農業振興策について」説明を受け、意見交換を進めました。

「一町一農場構想」の推進や農地の「所有」と「利用」の分離など先駆的な取組みをされています。
(下記内容)

【斐川町の特徴的な農業推進体制】
①斐川町農林体制事務局体制
②農業振興区制度
③斐川町農業公社による農地集積の仕組み
・地図システムをフル活用した農地の面積集積
・農地相談、標準賃借料、白紙委任による農地流動化のルール

【斐川地域の担い手の状況】
・認定農業者(63経営体)
・集落営農組合(36経営体)
・担い手への農地集積面積(1476ha)
・農地集積率 62%
・農家数 1602戸
【農地利用集積円滑化事業の実績)
・利用権設定面積 903ha
・円滑化事業面積 746ha

【今後の課題と取組み方針】
①農地集積の拡大に伴う、農家数の減少
②土地利用型担い手農家の規模拡大に伴う対応(集積目標70%)
③条件不利農地及び未組織、不在地主農地への対応など等。

長年の斐川町の取組みの苦労と知恵が十分に生かされており、感銘を受けました。今後の国の施策の反映に参考にしてまいります。