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厚労相あてに要望する「支援の会」と党ワーキングチーム=13日 厚労省
公明党の脳脊髄液減少症対策ワーキングチーム(WT、渡辺孝男座長=参院議員)は13日、厚生労働省を訪れ、脳脊髄液減少症患者支援の会の川野小夜子事務局長、同子ども支援チームの鈴木裕子代表らと共に、同症に関する細川律夫厚労相あての要望書を手渡した。

同症は、交通事故などで頭部や全身を強打することで脳脊髄液が漏れ、頭痛や倦怠感などの症状を引き起こす疾病。「外傷が契機になるのは決してまれではない」と従来の認識を大きく転換する報告書が出されたことで注目が高まっている。

席上、川野事務局長らは、診療のガイドライン(指針)作成を一刻も早く行うよう強く要請。その上で、同症の治療に有効とされるブラッドパッチ治療に関し、来年度から保険適用することなどを求めた。

外山千也健康局長は「(同症の)研究班に伝える」と述べた。

 (2011年7月15日付 公明新聞より転載)