<これまでの活動記録>


29日に投開票された第21回参議院通常選挙で、公明党は与党への逆風が吹き荒れるなか健闘し、選挙区で東京、大阪の2議席、比例区で7議席の計9議席を確保した。愛知、埼玉、神奈川の各選挙区は、いずれも過去最高得票を大幅に上乗せしたものの惜敗した。

選挙区で公明党は、大阪選挙区の白浜一良氏が83万6903票、東京選挙区の山口那津男氏が79万4936票を獲得し、いずれも2位で当選。愛知選挙区の山本保氏は58万7268票(前々回比約8万7000票増)、埼玉選挙区の高野博師氏は62万3723票(前回比約8万4000票増)、神奈川選挙区の松あきらさんは69万1842票(前々回比約3万1000票増)を獲得し、大幅な得票増を果たしたものの、いずれも次点で涙をのんだ。
 比例区では、政党名と個人名を合わせた総得票数で776万5324票を獲得。個人名では山本香苗さんが102万7546票を集め、全比例区候補の中で最多得票を成し遂げたほか、木庭健太郎氏が70万6993票、山本博司氏が61万9837票、遠山清彦氏が61万2972票、渡辺孝男氏が55万8197票、加藤修一氏が39万2896票、魚住裕一郎氏が23万1500票を確保して当選した。魚住氏は最終の48議席目に滑り込んだ。
 選挙戦で自民党は、改選議席を大幅に減らして後退。一方、民主党は非改選議席を含めて参院で第1党になり、野党で過半数を確保した。共産党は選挙区で議席を得られず、比例区のみの3議席にとどまり、退潮傾向に歯止めがかからなかった。社民党も改選議席を割り込んだ。

 (2007年7月31日付 公明新聞より転載)