<これまでの活動記録>

公明党の山本ひろし市民活動局次長(参院選予定候補=比例区)は4月18日、同2日にオープンした「愛媛県立子ども療育センター」を視察し、中込直所長らと懇談した。これには、笹岡博之、木村誉の両県議、丸山稔、近藤千枝美の両東温市議が同行した。
 同センターは、障害児の福祉施設と病院の機能を併せ持つ複合施設で、重症心身障害児や発達障害児などを受け入れる拠点。整形外科やリハビリテーション科、小児科のほか、小児精神科と歯科も併設している。

在宅支援部門には、自閉症など発達障害児の相談窓口となる発達障害者支援センターが設置され、小児精神科医や社会福祉士など専門のスタッフからアドバイスを受けることが可能。また入所部門の定員は、肢体不自由児施設や重症心身障害児施設など90人で、短期入所や重症心身障害児の通園も受け入れる。
 この日、山本氏は中込所長らからセンター内の設備や事業内容について説明を受け、意見交換を行った。中込所長は、重症の心身障害児は県内の受け入れ施設が少ないため、県外で入院するか、在宅で介護しながら待機していたことなどを踏まえ、「センターの完成で、障害児を安心して療育できる環境が整った」と述べていた。山本氏は、重度の知的障害の娘を介護してきた経験を通し、「同センターは、障害児を抱える親にとって待望の施設。自閉症などの相談も多く、発達障害者支援などに全力で取り組みたい」と語った。

 (2007年5月2日付 公明新聞より転載)