砥部町内にある、砥部焼きの窯元「龍泉」を訪問。作家の龍泉(池田富士夫)氏の案内で窯や砥部焼きを案内いただき、懇談しました。(18日)

龍泉窯は先代の池田國義が創立した龍峯窯から、1977年に独立し新たに開窯。龍峯窯から数えると45年の歴史があります。

池田富士夫氏は、青白磁と呉須の藍が特徴的な砥部焼のなかで、料理が美味しくいただける食器にこだわり続ける職人であり、現代工芸展(25回)、日展(11回)などで入賞している作家です。歴史の重みを感じました。

砥部焼とは?

江戸時代、この地の陶工は、砥石くずを原料に器を作り、豊富な松の木を燃料に登窯で砥部焼を焼いていました。約240年たった今も、その歴史と伝統は生かされています。

国の伝統的工芸品である、砥部焼は、白磁、染付作品、青磁、天目(鉄釉)の四種類が指定されています。いずれも地元の陶石原料を生かした作品で、実用性や現代性を兼ね備えたデザインが多いため、全国に多くのファンがいます。また最近は、若い人による、素材や伝統的デザインにとらわれない作品も多く見られるようになり、手仕事の味を生かした産地として注目されています。