自立まで寄り添い支援/援助センターの取り組み聴く/党ひきこもりPT

自立まで寄り添い支援/援助センターの取り組み聴く/党ひきこもりPT

 公明党ひきこもりに関するプロジェクトチーム(PT)の下野六太座長(参院議員)は5日、東京都福生市にあるNPO法人「青少年自立援助センター」(河野久忠理事長)を訪れ、宿泊型の支援施設などを見て回り、若者の自立支援のあり方を巡って関係者と意見交換した。山本博司、塩田博昭の両参院議員が同行した。

 河野理事長は、ひきこもりの状態が長期化すると、社会性が不足することで就労への障壁となることがあると指摘。就労支援と生活支援を組み合わせて行うことが重要だと述べ、当事者が自立できるまで一貫して寄り添う伴走型支援の体制整備を進める必要性を訴えた。

 下野座長は、自立支援に力を入れていく考えを示し「当事者だけでなく、支援者もしっかり支えたい」と語った。

2024年03月06日 公明新聞 2面