自動運転は重要な技術 「レベル4」の路線バスに乗車/松山市で中野国交相

自動運転は重要な技術 「レベル4」の路線バスに乗車/松山市で中野国交相

 中野洋昌国土交通相(公明党)は1日、運転手を必要としない自動運転「レベル4」による路線バスを運行している松山市を訪れ、同バスに乗車するとともに、関係者から説明を受けた。公明党の山本博司参院議員、原田大二郎党青年局次長(参院選予定候補=比例区)が同行した。

 同路線バスは、伊予鉄グループが昨年12月から全国で初めてレベル4での運行を開始。伊予鉄道高浜駅と松山観光港の往復約1・6キロを最高速度35キロで走行している。

 中野国交相は、担当者から、バスに搭載されたカメラやセンサーで周りの状況を感知しながら走行できることなどの説明を受けた後、松山観光港から同バスに乗り込んだ。

 視察後、中野国交相は、「自動運転のレベル4に初めて乗車したが、人間が運転するのとあまり変わらない非常にスムーズな乗り心地にびっくりした。人口減少社会の中で、自動運転は非常に大きな技術となってくる」と語っていた。

2025/03/03 公明新聞2面