参議院 消費者問題に関する特別委員会 第4号

○委員長(山本博司君) ただいまから消費者問題に関する特別委員会を開会いたします。
 委員の異動について御報告いたします。
 昨日までに、木庭健太郎君、佐藤公治君、轟木利治君及び加賀谷健君が委員を辞任され、その補欠として山本香苗さん、谷亮子さん、那谷屋正義君及び植松恵美子さんが選任をされました。
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○委員長(山本博司君) 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
 委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
 理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(山本博司君) 御異議ないと認めます。
 それでは、理事に山本香苗さんを指名いたします。
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○委員長(山本博司君) 政府参考人の出席要求に関する件及び参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
 委嘱審査のため、本日の委員会に、政府参考人として、理事会協議のとおり、警察庁刑事局長舟本馨君外五名の出席を求め、その説明を聴取することとし、また、参考人として独立行政法人国民生活センター理事長野々山宏君の出席を求めることに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(山本博司君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
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○委員長(山本博司君) 去る二十一日、予算委員会から、三月二十七日の一日間、平成二十四年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、内閣府所管のうち内閣本府消費者委員会関係経費及び消費者庁について審査の委嘱がありました。
 この際、本件を議題といたします。
 まず、審査を委嘱されました予算について松原内閣府特命担当大臣から説明を求めます。松原担当大臣。
○国務大臣(松原仁君) 平成二十四年度の消費者庁予算及び消費者委員会予算の概要について御説明いたします。
 まず、消費者庁の予算額については、一般会計に八十八億七千万円、復興庁一括計上分を含め東日本大震災復興特別会計に四億七千万円、総額九十三億四千万円を計上しております。
 主要な項目としては、一般会計において、今国会に法案審議をお願いしている消費者事故調査機関の設置、厳正な法執行や消費者教育の推進などに十五億八千万円を計上しているほか、消費者庁の創設以来初めて、当初予算において、地方消費者行政のための財源として五億円を計上しております。また、独立行政法人国民生活センターの運営費交付金として二十八億一千万円を計上しております。さらに、東日本大震災復興特別会計において、食の安全、安心の確保等のための経費を計上しております。加えて、震災復興対応の時限的な増員の九名を含め、定員十一名の増に要する予算を計上しております。
 消費者委員会については、予算額は二億七千万円を計上するとともに、定員は、監視機能に係る事務局体制の強化として、二名の増加となっております。
 以上で平成二十四年度の消費者庁予算及び消費者委員会予算の概要の説明を終わります。
○委員長(山本博司君) 以上で説明の聴取は終了いたしました。
 これより質疑に入ります。
 質疑のある方は順次発言願います。