6日午前、松江市の松江市立病院を訪問。太田哲市議・海徳邦彦市議が同席。
久留一郎病院長・石川章弘事務局長と「地域医療の現状と課題・要望について」伺いました。

【病院概要】
開院:昭和23年
職員数:750名(医師数115人、看護師415人、薬剤師27人、事務職87人など)
病床数:373床  診療科目:29科

【課題と要望】
1.経営状況
・人件費の増加、諸物価の高騰により経常費用が増加  令和6年度収支 2億42百万円の赤字
*要望として物価高騰に適切に対応できる診療報酬改定など中間年でも導入できる仕組みづくり構築を。
2.人材確保
・人材確保(看護師、薬剤師、医師)は重要な課題。特に看護師不足は松江市圏域でも深刻(正規看護師数356人)
*要望として少子化を迎える看護師育成に向けての仕組みづくりをして欲しい
3.地域連携
・地域医療構想を実現するために、地域住民の理解と地域医療機関の連携が必要・圏域内の総合病院10病院で連携協定を締結(患者の紹介、スムーズな転院、人材育成など)
*要望として、病床適正化新事業(病床数の適正化を進める医療機関への支援)に申請するが、公立病院であることから対象外とされた。
 地域医療の提供体制を維持するため、病床適正化支援事業への申請を行った医療機関に対し財政支援を行われたい。

伺った要望など前に進めるよう検討してまいります。