公明党の岡本政調会長らと共に29日首相官邸で石破首相と会い、政府が6月中の取りまとめを目指す経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)などに関する提言を手渡しました。
政調会長代理として同席しました。

豊かさや幸福を実感できる成長型経済の実現に向け、物価高を上回る持続的な賃上げ・所得向上を訴えるとともに、価格が高騰するコメの増産や医療・介護分野などの処遇改善・物価高対応を要請。財源確保の仕組み創設も提案しました。石破首相からは「反映出来るよう努力する」と応じました。

私からは、提言にある「医療や介護、障がい福祉、保育、物流、建設などエッセンシャルワーカーの賃金を全産業平均超をめざして抜本的に引き上げるよう」主張。
特に国が定めた基準で算定される公定価格で運営する医療・介護分野などについては、処遇改善や物価高に対応するため、本来の期中改定も含めた報酬改定の実施などを訴えました。

また活力ある地域づくりとして、「地方創生2.0」の実現に向けた効果的な施策の推進や観光立国の実現として地方誘客の強化や二地域居住にかかる移動や滞在費支援・地方再生など地方への人の流れを創出・拡大なども訴えました。

総理に要望

公明新聞記事