12日午後、徳島市内にて高次脳機能障がい徳島家族会「すだち」加藤利行会長らと「高次脳機能障がいの現状と課題、要望等」で意見交換。
当事者のかけはしプロジェクトの北島麻衣子代表夫妻と家族会すだちの福永夫妻も同席。

現在進めている高次脳機能障害の法律に反映する為に、様々な困り事や要望を伺いました。

【課題】
・医療体制が不十分・地域格差がある
・受け入れ施設がない
・障がい者手帳の等級が低い
・働けない・満足な仕事につけない
・家族の負担が大変など等。
・親亡き後の子どもが心配

【要望】
・医療、保健、福祉等の包括支援(切れ目のない支援)
・必要な時に福祉サービスが受けられる体制の整備
・家族支援の拡充など等。
・高次脳障害のある親の子どもたちの現状の理解と支援(一人暮らしができない・結婚もできない等など)
・仕事と治療の両立支援など等。

高次脳機能障害の法整備の必要性を改めて痛感しました。
伺った課題、要望について、法律・施策に反映出来るよう取り組んでまいります。
「すだち」のメンバーで製作された「南天九猿」の置物をいただきました。ありがとうございました。