6日午後、岡山市内にて 社会福祉法人みその児童福祉会、社会福祉法人みその 理事長 江草明彦氏(山陽新聞監査役・)、原英二常務理事と懇談。増川英一岡山県議、NPO法人輝HIKARI 金子訓隆代表理事が同席。

江草理事長は、旭川荘やみその児童福祉会などを設立し、最も弱い人達の尊厳確立に向けて取り組まれた医師の故江草安彦氏のご長男。

社会福祉法人 みその児童福祉会は、本年で15周年。前身の社会福祉法人・聖心の布教姉妹会の時代を含め100年以上、福祉の道を歩み続けておられます。
法人本部のある岡山市をはじめ名古屋市、高知市、広島県呉市、鳥取県米子市、島根県出雲市、津和野町、2022年春に広島県廿日市市にあるカトリック系の社会福祉法人を引き継ぎ、合わせて8地区で乳児院、保育所、幼保連携型認定こども園、児童養護施設、児童家庭支援センター、母子生活支援施設、障害児支援相談事業所、高齢者施設を展開しています。

乳児院など児童養護の現状や下記要望を伺い、意見交換しました。

1.施設養育の再評価
・様々な問題を抱えた児童への対応など児童養護施設、乳児院における施設養育を行うことが適当と考えられるケースもある事から施設養育の再評価を。

2.児童養護施設の地域支援センターへの進化
・子どもの貧困、ひきこもり、ヤングケアラーなど深刻な課題が多くの地域で表面化している。
 このため、児童養護の専門家集団である児童養護施設は、こうした地域課題に対応する地域の子育て支援センターに進化する事が必要であると考えており、その方向を支援してもらいたい。

3.光の園整備への支援

伺った要望について、現場など視察し、今後の施策に反映してまいります。ありがとうございました。

江草理事長らと