30日は終日小豆島廻り。37回目の訪問です。田井久留美県議、柴田初子元小豆島町議らが同行。
土庄町役場にて岡野能之町長と「離島振興での架橋、観光、医療、地域活性化等」で懇談。
土庄町は、瀬戸内海に囲まれた小豆島の西北部に位置し、自然に恵まれた住みよい町です。
ギネス世界記録に認定された世界で一番狭い土渕海峡、特産品の手延べそうめんや豊島石などで知られ、人口は1万2102人(2023年9月現在)。
まず地元の要望の強かった沖之島離島架橋の建設状況などお聞きしました。
人口約65人の沖之島と小豆島を結ぶ「唯一の足」は町営の渡し船(定員11人)。
2014年初訪問以来、14年、16年に2度の島民懇談会を開催。架橋建設へ要望を伺ってまいりました。その時の声として
「夜間の急病人が出ても対応できない。自分の船で冬の時期は危ない。橋が無い為、強風等で波が強いと船が出ず、家に帰れなかった。
子ども達は部活動が出来ず、若い人は島から出て行く。等など。」沖之島架橋を願っての島民の声「沖之島架橋要望書」をいただきましたが、島民の代表36人の方々の切実な声が詳細に書かれてありました。
離島振興法の対象に小豆島がなった事で補助率も国が65%対応する等道筋が見え、沖之島離島架橋の建設工事が令和4年(2022年)6月から着手しています。
2025年着工めざし進んでいる旨の嬉しい報告も伺いました。
町長からの要望として、
・観光・介護など全ての分野での人手不足
・中央病院での産科医師退職による支援体制強化や補助支援
・災害対策で避難所にある体育館のエアコン整備
・統合となった3つの学校と旧町舎の活用策など等。伺いました。
要望内容の離島振興について、しっかり対応してまいります。ありがとうございました。