14日午前、丸亀市内の国の史跡・丸亀城の石垣崩落現場へ、地元の内田俊英・福部正人両市議と訪問。

丸亀市役所の文化財保護室 東信男室長らから被害状況や今後について説明を伺いました。

丸亀城は、日本一の高さとも言われる「石垣の城」として知られます。しかし7月7日西日本豪雨の影響で城を取り囲むようにして築かれた「帯曲輪」と呼ばれる部分の石垣の一部が崩落。 崩れた石垣は高さ約7メートル、長さ約30メートルと広い範囲にわたっています。

安全対策上通行止め箇所を設置し、丸亀城跡の一部に柵を設置し、立入禁止にしています。天守、資料館、城内観光案内所は通常どおり利用できます。

早急に災害復旧箇所の保護を行うべく、測量調査、雨水浸入防止のためのシート敷設、すべり面のボーリング調査、工事設計等を進めています。
具体的に崩れた部分に土を盛り、三の丸などの石垣もいったん外して積み直す計画です。

丸亀城の帯曲輪石垣は江戸時代につくられたもので、傷みが目立っていたため市が今年度から修復作業を行う予定でした。

文化庁の丸亀城の国庫補助事業(歴史活き活き保存活用事業)の活用や補正予算など財源の確保について、今後文化庁と連携をとり、対応を進めてまいります。