6日、被爆72年、「広島市原爆死没者慰霊式、平和祈念式」に出席の後、山口那津男党代表、齊藤鉄夫幹事長代行、広島県議、市議とともに韓国人原爆犠牲者慰霊碑に献花しました。

韓国人原爆犠牲者慰霊碑は、本川橋たもとの緑地帯に、亀を型取った台座の上に高さ約5mの碑柱。1970年(昭和45年)4月、在日本大韓民国居留民団広島県本部などが中心になって建立されました。

その後、「碑が平和記念公園の外にあるのは民族差別だ」という声があがり、1999年5月に現在の位置にある公園内に移設されました。

碑文には「第二次世界大戦の終わり頃、広島には約十万人の韓国人が軍人、軍属、徴用工、動員学徒、一般市民として在住していた。 原爆投下により2万余名の韓国人が一瞬にしてその尊い人命を奪われた」と記されています。 広島で犠牲になった(南北を合わせた)朝鮮半島出身者は2~3万人と推定されます。 これは広島全体の犠牲者の約1割に当たる数字です。

山口代表は 日本被団協主催の「原爆死没者追悼慰霊式」や記者会見でも、韓国人原爆犠牲者について触れられ、核兵器なき世界の実現へ、全力で取組む事を訴えられました。

韓国被爆者の碑

韓国人原爆犠牲者慰霊碑

韓国人原爆犠牲者慰霊碑に献花