2015年1月に国土交通省 全国モデル「道の駅」の6か所に選定された道の駅「内子フレッシュパークからり」を訪問。(16日)
2010年訪問以来2度目となります。

2010年フレッシュパークからり訪問
https://www.yamamoto-hiroshi.net/archives/2010/09/100929_2ict.html

「道の駅」は、平成5年の制度創設以来、現在では全国で1059箇所に広がり、地元の名物や観光資源を活かして、多くの人々を迎え、地域の雇用創出や経済の活性化、住民サービスの向上にも貢献しています。国土交通省では、この「道の駅」を経済の好循環を地方に行き渡らせる成長戦略の強力なツールと位置づけ、特に優れた取組を選定し、重点的に応援する取組を実施しました。

(株)内子フレッシュパークからり の大本茂樹社長からお話しを伺いました。平成7年からスタート20年で現在、年間80万人を超える来訪者が訪れています。会社も64人の社員を雇用するまで事業が発展。

出荷農家数は当初200名が、現在386名。(内子農家の20%まで拡大)兼業農家では月10万円前後の副収入が見込まれ、300万・500万・1000万のからり専業農家も出てきています。直売販売金額も当初1.5億円が、7億円へ拡大。

成功の秘訣の一因にICT活用による情報の活用化(からりネット)があげられます。これも生産者・会社・町一体の取り組みの結果です。

全国のモデル事業の選定理由

地元農家が中心となった商品開発、町内の農産品販売額の15%を占める

  • 季節の農作物にあわせて加工商品を開発販売
    • 内子町内の農産物販売額の約15%を売り上げる拠点に発展
  • ITを導入して鮮度を追求することで、安全安心な農産物提供システムを構築
    • 出荷する地場農産物にトレーサビリティやPOSシステムを導入
    • 販売情報が連絡され、在庫に合わせて出荷者が直接納品することで鮮度向上を追求

産直市場の元祖「からり直売所」では生産者の名前が明示されています。ふれあい広場には多くの方々が楽しんでいます。
旬の野菜や地元食材を活用したレストランからり。ハンバーガ-ショップ・パン工房・燻製工房・シャーべット工房など等。

生産者の名前入り

生産者の名前入り

からり直売所

からり直売所

からり直売所

からり直売所

手作りハンバーが−ショップ

手作りハンバーが−ショップ

自然豊かな川辺には家族連れで子ども達が水につかり遊んでいます。「ふるさと」を感じ、思い出させてくれる場所として「内子フレッシュパークからり」は地方創生の拠点として注目を浴びています。

素晴らしい自然

素晴らしい自然

子供たちの川遊び

子供たちの川遊び

素晴らしい自然

素晴らしい自然

からりとは?

「果楽里」果物を楽しむ里、「花楽里」花を楽しむ里、「香楽里」香りを楽しむ里、「加楽里」加工することを楽しむ里。そして「カラリ」と晴れ晴れした気分、「カラリ」としたすがすがしい時間、「カラリ」とした爽やかな人間関係、出会いを楽しむという意味も含んでいます。

シンボルマーク「手」

時代が移り、社会が変わっても人の基本は温もりです。それを伝え、繋ぐ私の手、あなたの手、みんなの手、エネルギッシュに集えば何でもできる「太陽の手」。からりはみんなの「小さな手」から始まります。